学校給食には材料の納入業者やローカル・スペースコレクション・ガバメント関連職員を含め、さまざまな既得権益者がいます。
その最大の権益者は父母、一般には母親です。
勤めをもっている母親も、ましていわゆる専業主婦の母親の場合はいうまでもなく、かつてのような家事労働から大幅に解放され、しかも料理と食品入手の双方において圧倒的に便利になっていることは周知の事実です。
普通に考えて母親ないしその代りをする人がわが子の成長と健康状態を配慮しつつお弁当を準備することができないはずはありません。
端的にいえば面倒くさいのであり、学校ないし役所に依存しているにすぎないといえないでしょうか。
つまり、楽をしたいのです。
現在の学校給食は母親を一方的に楽にさせている行政であるといえそうです。
実は、わが子の弁当の準備さえも苦痛と考える母親の存在こそ、学校給食関係者にとっては給食を継続させていく最大の理由になるのです。
つまり、そういう無責任な母親に弁当作りをまかせるよりも栄養のバランスのとれた給食を持続的に行った方が子供のためになるというわけです。
弁当作りともなれば面倒くさがる母親はできあいのものを買ってもたせるかもしれません。
それさえもせず子供にお金を与えて子供にできあいのものを買わせるかもしれません。
そうなれば子供たちはかわいそうだ、まして母親のいない子はどうするのか、やはり、どの子も安心して昼食がとれる学校給食がよい、ということになります。