地理学上の大発見のけっか、ヨーロッパの帝場には、それまでまだまだ知られていなかったスキンケア、脱毛商品が、輸入されるようになってくる。
しかし、そういった大発見の、とくに大きな結果は、社会の新しい階層。
なかでも市民階級が急逮に金持になっていったことです。
このことは、かれらがしめした、享楽とぜいたくへの欲望によって表明される。
かれらが、じぶんの生活を芸術的にすること、からだを美しくすること、あらゆる方法で老衰とたたかうこと、それらはみな、おなじ一つのことなのです。
男性もまた女性のように、そういう心酎をしたけれども、こうした異教的精神、こうした生活の美と肉体の美とをもとめる情熱からは、けっして、不安と狂暴性がなくなってしまったわけではなかった。
合理主義が発達した片方では、あいかわらず、ある種の美容品の魔術的な権威にたいして、迷信的な信仰がつづけられていました。
そういった信仰は、このルネッサンスの最初の世紀においては、中世とおなじように強かったのです。